2014年4月22日星期二

リンク栃木



NBLではリンク栃木だけが、ずば抜けた業績を上げている。2013年12月期の決算で、年間売上高が約5億6700万円、約2309万円の経常利益を出 している。決算を発表しているチームはほとんどないため、確実な比較はできないものの、リンク栃木の決算は、bjリーグを含めて、日本のプロバスケット ボールチームの中で、最高の業績であるはずだ。これは、チームの創設者である山谷拓志・現NBL専務理事が土台を作り上げ、それを受け継いだ現在のフロン トが出した結果である。

 地域に密着した営業活動で、スポンサー収入だけで年間2億9090万円。これが総収入の51.3%を占めている。チケット収入は9520万円で総収入の 16.8%。さらにバスケットボールとチアダンスのスクールを開講していて、この収入が5850万円で10.3%。このほかに選手の肖像権からの収入が 4440万円、グッズの売り上げからの収入が2660万円。

 抜きん出ているのはスポンサー収入の2億9090万円だ。日本のバスケットボールチームが、年間3億円近いスポンサー収入を得ることが可能だとは、リン ク栃木が証明するまで、誰も考えていなかったのではなかろうか。オフィシャルスポンサーが合計85団体、そのほか、キリンビバレッジ社の自動販売機の売り 上げの一部がチームの収入になる「応援自動販売機」の設置など、幅の広いスポンサー収入で、チームの財政的な基盤を作り上げている。

 ただ、リンク栃木には日本人唯一のNBA経験者である田臥勇太がいる。日本のバスケットボール選手では、現在でもなお、最も知名度の高い選手だ。彼の知名度と実績が、スポンサー契約を得るうえで、大きな理由になったことは間違いない。

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